内装デザインの人気ベスト5
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「家の雰囲気が、想像と異なる感じがする…」
誰もが自分の理想に近い、おしゃれで魅力的な家を建てたいと思うでしょう。友達や家族に自慢できるようなデザインで、個人の好みに合ったものを求めるのは自然なことです。しかし、最近では様々な内装デザインのスタイルや素材、色の組み合わせが存在し、これらをどう組み合わせるかによって、家の完成度が大きく左右されてしまいます。
そこで、このブログでは、「内装デザインの人気ランキングTOP5と、プランを立てる際の重要なポイント」を紹介します。これを参考にして、新しい家を建てる際に「思っていたのと違う」「変な感じがする」「後悔することがないように」計画を立てるお手伝いができれば幸いです。
■5位:インダストリアル
第5位の内装デザインテイストは「インダストリアル」です。
インダストリアルデザインは、1920年代のアメリカで初めて用いられたスタイルで、コンクリートや金属を主要な素材とし、無骨で重厚感のある特徴を持っています。
このテイストでは、非有機的な素材が多く使用され、壁や天井は真っ白ではなく、オフホワイトやややグレーがかった色が一般的です。床にはモルタル風の仕上げを採用したり、木材を使用する場合でも、茶色よりもくすんだ色合いを好むことが大切です。
また、壁の一部にモールテックスやレンガ調のタイルを取り入れ、質感を楽しむアクセントを付けることで、高級感を演出できます。
階段のデザインにおいても、黒いフレームや手すりを使ったり、大型の傘型ペンダントライトや天井にレールを取り付けてスポットライトを配置するなどの工夫をすると、上品で隠れ家的な雰囲気を醸し出すことができ、おすすめです。
■4位:和モダン
第4位の内装デザインテイストは「和モダン」です。
和モダンデザインは、日本の伝統的な和の特色を現代風にアレンジしたスタイルで、静かで穏やかな雰囲気を求める人々に愛されています。和風すぎない、モダンなアプローチが特徴です。
このスタイルでは、漆喰や珪藻土などの塗り壁素材を選ぶことができると良いですが、予算を抑える場合でも、漆喰風のクロスや天然素材のエッグパルプクロスを使うことで、上品な仕上がりを実現できます。
また、色の好みに応じて古民家風の暗い色調か、ナチュラルで明るい色調かを選ぶことができます。
古民家風を好む場合、床材にはウォールナットなどの暗めの色を選び、梁や板部分には墨色系の塗装を統一すると良いでしょう。ナチュラル系が好みなら、明るい色調のオークやバーチを床に採用し、梁や板部分は素材本来の風合いが生かされるようにクリア塗装がおすすめです。
階段にもテイストに合った塗装を施し、照明にはオレンジ色の電球色を中心に、シンプルで温かみのある雰囲気を持つダウンライトや間接照明を使用します。
和室や畳コーナーには、和の要素が取り入れられた和紙をイメージしたペンダントライトを使うことで、和とモダンが調和した素敵な雰囲気が生まれるでしょう。
■3位:シンプルモダン
第3位の内装デザインテイストは「シンプルモダン」です。
シンプルモダンデザインは、現代的なアプローチを強調し、純白や真っ黒な統一感、または白と黒のモノトーンでまとめたり、タイルを適度に配置してホテルのような雰囲気を演出することができます。
このスタイルでは、木材の要素を極力排除し、天井や壁のクロスもパターンの少ない、平らで無地の質感が適しています。床には真っ白なフローリングまたは無機質なタイルが相性が良いでしょう。
照明に関しても、昼白色の白っぽい電球を基本にし、ダウンライトと間接照明を用いてシンプルさを強調します。また、ガラス素材や直線的でシャープなデザインの照明器具を選ぶことが重要です。
シンプルモダンは、生活感を最小限に抑え、スタイリッシュな雰囲気で過ごしたい人におすすめのデザインスタイルと言えます。
■2位:シンプルナチュラル
第2位の内装デザインテイストは「シンプルナチュラル」です。
シンプルナチュラルデザインは、和モダンとシンプルモダンを融合させたようなスタイルで、和モダンよりもシンプルで、シンプルモダンよりも木材の要素を多く取り入れるイメージです。このデザインは、どの時代にも古さを感じさせず、永続的な魅力を持っていると個人的に考えています。
具体的な内装としては、天井と壁は白いクロスで統一し、木材を際立たせるために特定の箇所に木材を使用したり、柱を化粧で飾ることがおすすめです。床材には、明るいトーンのアカシア、バーチ、オーク系がよく似合うでしょう。
また、階段に関しては明るい色合いの木材が適しており、手すりなどには白で塗装された鉄骨が相性が良いです。照明の電球についても、温白色で、オレンジ色すぎず、白すぎず、中間色ぐらいの色調がシンプルナチュラルのスタイルに適しています。
このように、シンプルナチュラルデザインは、シンプルで自然な雰囲気を持ちつつ、時代を超越した魅力を提供します。
■1位:北欧デザイン
第1位の内装デザインテイストは「北欧デザイン」です。
北欧デザインは、北ヨーロッパの国々、例えばスウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーなどで生まれたデザインスタイルで、特に家具においては、スウェーデン発のメーカーであるIKEAのデザインが代表的です。
このデザインの内装は、シンプルナチュラルのスタイルが基本となります。さらに、壁の一部や扉にアクセントとして、例えばブルーグレーなどのやさしいパステルカラーを取り入れることで、自身のデザインを表現できます。
ただし、北欧デザインは多くのカラーオプションを提供しており、配色や組み合わせを誤ると、調和の取れていないデザインになる可能性があることに注意が必要です。家具やカーテンの素材や色を事前に決めて、バランスを考慮しながら計画することが大切です。
■まとめ
内装デザインは多岐にわたり、インスタグラムなどで見かける素敵なお家に触発されて、色々なアイデアを取り入れたくなることがあります。しかし、あまりにも多くの要素を取り入れようとすると、最終的にはデザインが混乱してしまい、失敗する可能性があります。
内装やキッチンの色選びでの失敗を避ける方法や、部屋を広く見せるためのインテリアテクニックについて今後も発信していきます。
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