■新築マンションのメリットとデメリット

購入費用（成約価格）以外の面から（新築マンションのメリットとデメリットを確認しましょう。

メリット:

・品質と設備の新しさ: 新築マンションは、建物や設備が新しいため、通常、修繕やリフォームの必要がありません。高品質の建材やモダンな設備を備えていることが多いです。

・長期保証: 多くの新築マンションは、建物や設備に対する長期的な保証が提供されます。これにより、予期せぬ問題が発生した場合、修理費用がカバーされる可能性が高まります。

・エネルギー効率: 新築マンションは、現代的なエネルギー効率の基準に適合していることが多く、エネルギー消費量を削減するための設計や設備が取り入れられています。これにより、ランニングコストを削減できる場合があります。

・カスタマイズの機会: 建設前段階で購入する場合、内装や仕様に関してカスタマイズの選択肢があることがあります。自分の好みに合わせたデザインを実現できるため、満足度が高いでしょう。

デメリット:

・高価: 新築マンションは一般的に中古マンションよりも高価です。高い購入価格、手数料、および税金がかかることがあるため、予算が制約されることがあります。

・入居までに時間がかかる: 建設プロセスには時間がかかるため、入居までに待つ必要があります。急いで住宅を必要とする場合には適していないかもしれません。

・周辺施設の未完成: 建設中の新築マンションの周辺には、インフラや基本施設が未完成のことがあり、生活環境に支障をきたす可能性があります。

・投資価値の不確実性: 新築マンションは、価値が中古物件に比べて急速に下落することが少ない一方で、将来の価値向上も中古物件ほど期待できないことがあります。投資目的での購入を検討する場合、地域の需要と供給の動向を検討することが重要です。

新築の大きなメリットは、設備がすべて新しいことでしょう。使い方次第では、きれいな状態を長く保つことができます。またマンションの場合、利便性を追求した物件が多いこともメリットです。「駅に近い」「オフィス街に行きやすい」といった物件を探している場合は、新築のほうが探しやすいでしょう。

一方で、価格が高めになる点はデメリットです。最新式の設備の場合、それににかかる費用はもちろん、広告宣伝費分が上乗せされることもあります。購入費用以外にかかる費用にも要注意です。新築マンションでは、「修繕積立基金」を徴収されることがありますなかには、入居時に20万～50万円程度の出費がかかるケースもあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

■中古マンションのメリットとデメリット

中古マンションのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット:

・価格が比較的安い: 中古マンションは新築物件よりも価格が安く、初めての不動産投資や住宅購入に優れた選択肢です。これにより、予算内で魅力的な物件を見つけやすくなります。

・立地条件: 中古マンションは、新築物件と比較して、既存の住宅地域に多く存在します。したがって、交通、学校、ショッピング、公共サービスなど、基本的な施設へのアクセスが容易であることが多いです。

・即入居可能: 中古マンションは通常、新築物件よりも早く入居できることがあります。これは、急いで住宅を必要とする場合に便利です。

・リノベーションの機会: 中古マンションは改装やリノベーションの余地があることが多いため、自分の好みに合わせてカスタマイズできる機会があります。

デメリット:

・古さや修繕の必要性: 中古マンションは年数が経過しており、修繕やリフォームが必要な場合があります。これには、追加のコストと手間がかかることがあります。

・保証が限られている: 新築物件の場合、建物や設備に対する長期的な保証が提供されることが一般的ですが、中古マンションは保証が限られていることが多いため、問題が発生した場合、修理費用が自己負担となることがあります。

・築年数による価値の低下: 中古マンションは年数が経過するにつれて価値が低下し、売却時の利益が減少する可能性があります。特に、古い建物は市場での需要が低いことがあります。

・隠れた問題: 中古マンションを購入する際、建物の隠れた問題や法的な制約についての詳細な調査が必要です。これらの問題が後から現れることがあり、予期せぬ追加費用やトラブルを引き起こす可能性があります。

中古の大きなメリットは、同じような立地条件の新築に比べて安く購入できる点です。そのため、より便利な場所を選ぶことができるでしょう。また、新しく宅地造成された土地や新築マンションとは異なり、周辺にはすでに居住している人が多くいます。周辺の環境や住み心地について確認しやすいこともメリットです。

しかし、設備が古くなっている点には気を付けてください。状態によっては入居前、もしくは入居後すぐにリフォームが必要になる可能性もあります。大規模なリフォームとなった場合、購入費用以外に数百万円のリフォーム費用が別途かかるとなってしまう可能性があります。

■予算も大事！借りられるお金もチェックしておこう

せっかくマンションを購入するのならば、いい物件を選びたいと誰もが思うでしょう、しかし忘れてはいけないのが、お金に関することです。ご紹介したように、新築・中古のどちらを選んでも、物件の価格以外の費用がかかってくることを把握しておいてください。

また、「頭金をいくらほど出せるのか」「自分がどのくらい住宅ローンを組めるのか」について知っておくことも重要です。どのくらい借りられるかは、金融機関の住宅ローンシミュレーションなどで簡単に確認ができます。予算も考慮しながら、納得のいく住宅選びをしていきましょう。

＃サキヤクリエイト

＃株式会社サキヤクリエイト

＃サキヤクリエイト　大阪

＃サキヤクリエイト　不動産

＃サキヤクリエイト　リフォーム